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ぜんそくについて知る

小児ぜんそくの長期管理に関する薬物療法プラン(5歳以下)

乳幼児のぜんそく

基本治療
治療ステップ1 長期管理薬なし
治療ステップ2 下記のいずれかを使用
  • ロイコトリエン受容体拮抗薬*1
  • 低用量吸入ステロイド薬
治療ステップ3*2
  • 中用量吸入ステロイド薬
治療ステップ4*2
  • 高用量吸入ステロイド薬(ロイコトリエン受容体拮抗薬の併用も可)
追加治療
治療ステップ1
  • ロイコトリエン受容体拮抗薬*1
治療ステップ2 下記治療薬の併用
  • ロイコトリエン受容体拮抗薬*1
  • 低用量吸入ステロイド薬
治療ステップ3
  • 中用量ステロイド薬にロイコトリエン受容体拮抗薬を併用
治療ステップ4

以下を考慮

  • β2刺激薬(貼付)併用
  • 吸入ステロイド薬のさらなる増量
  • 経口ステロイド薬

追加治療:各治療ステップの基本治療に追加もしくは併用する治療である。基本治療によってコントロール状態が改善したものの、良好なコントロール状態に至らない場合に1か月以上の継続治療として考慮する治療である。

*1:クロモグリク酸ナトリウム吸入や小児喘息に適応のあるその他の経口抗アレルギー薬(Th2サイトカイン阻害薬など)を含む。
*2:治療ステップ3以降の治療でコントロール困難な場合は小児の喘息治療に精通した医師の下での治療が望ましい。
なお、5歳以上では吸入ステロイド薬/長時間作用性β2刺激薬配合剤も保険適用である。

参考: 小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2020

※当サイト上の情報は、利用者への資料提供を目的としたものであり、医師の診断・治療を代替するものではありません。 診断・治療につきましては、病院・医院にてご相談いただきますようお願いいたします。