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ぜんそくについて知る

ぜんそくQ&A

Q4ぜんそく(喘息)発作の時にはどんな症状が現れますか?
A

激しいせきや、息を吐く時にゼーゼー、ヒューヒューいうなどの症状がみられます。

息をする時、肋骨(ろっこつ)や鎖骨(さこつ)の上の部分がへこむほど苦しそうな呼吸をすることもあります。その他、下のイラストに示すさまざまな症状がみられます。発作は夜寝ている時に起こることが多く、発作が起こる前にはきげんが悪くなるなどの発作のサインがみられます。お子さんは自分で息苦しさを訴えることができない場合があるので、発作のサインを見逃さず、発作が起きた時には発作を抑える薬を使うなど、あわてずに対処するよう心がけましょう。

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Drからのメッセージ

岡藤 郁夫 先生(神戸市立医療センター中央市民病院 小児科 医長)

お薬によるぜんそく(喘息)の治療(発作を起こさないための治療)は昔に比べるととっても良くなりました。でも、ぜんそく(喘息)を良くするための一番基本的なことは「お家の中をきれいに」しておくことです。ご家族みんなで「お家の中をきれいに」すると、お子さまだけでなく他のご家族もみんな元気になるというおまけもつきます。そういえば先生の病院では、なんとタバコをピタリと止めたお父さんお母さんがおられました。感動しました。

でも無理はなさらないでください。小さなことでも続けることが大切です。おふとんを干して。カーテンを洗って。お父さんもお子さん自身もご家族みんな一人ひとつずつ、すぐにできることから。さあ一緒に始めましょう!