病院を受診するタイミング
「強いぜんそく発作のサイン」がみられたら、すぐに病院を受診しましょう
小児の「強い喘息発作のサイン」
- 唇や爪の色が白っぽい
- 息を吸うときに小鼻が開く
- 息を吸うときに、胸がベコベコ凹む
- 脈がとても速い
- 苦しくて話せない
- 息を吐くほうが吸うよりも明らかに時間がかかる
- 歩けない
- 横になれない、眠れない
- ボーッとしている(意識がはっきりしない)
- 過度に興奮する、暴れる
「強いぜんそく発作のサイン」がある場合
すぐに病院を受診してください。 必要であれば救急車を呼んでください。 発作時の吸入のお薬を持っている場合は、使用しましょう(20~30分毎に3回まで使用可能)。
「強いぜんそく発作のサイン」がない場合
発作時のお薬を使用し、様子をみます(吸入であれば15分、内服であれば30分くらい)。 お薬を使用しても様子が変わらない場合や悪化している場合は、すぐに病院を受診しましょう。
発作が起こったときの対処法は、事前に主治医の先生と話し合っておきましょう。
参考:小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2020